
こんにちは。
【アロマテラピー×心理ワーク】の 立野博一です。
私の仕事メニューの1つとして、「アロマ香水ブレンド(調香)」も、あります。
昨夜は、「気に入っている香りのサンプルの再現はできますか?」というお客様がみえて、
この「アロマ香水ブレンド(調香)」を行ってました!
こうした既製品の香水やコロン、化粧品の香りの「再現」をご希望されるお客様は、
けっこうおられますので、
今日はこれについて解説しましょう。
◎既製品の香りを「再現」する、アロマ香水調香とは
この作業では、まずその「お気に入りの香り」の既製品を少量でもご持参いただき、
その香りを私にかがせていただきます。
すると、
どんな種類の精油(エッセンシャル・オイル)を組み合わせたら、その香りを「再現」できそうかーー
おおよそ見当がつきます。
つまり、香りの「リバース・エンジニアリング」するのです。
そして、材料になりそうな精油を選び出し、
少しづつ調合しながら、その香りに近づくブレンド比率を探します。
こうすると、
(100%全く同じではありませんが)
精油(エッセンシャル・オイル)を組み合わせて既製品の香りを再現することは、
けっこう可能なのです。
とはいえ、
ここに難しい課題もいくつかあります。
◎「記憶の中の香り」に近づけられればベスト
お持ちいただく既製品は多くの場合、
年月の経ったものが多いです。
すると厳密には「トップノート(最初に立ち上がる香り)」が減少していて、
「ベースノート」が強めに残っている状態となっています。
つまり、当初のその既製品の香り(仮にこれを【香りA】とします)は、
お持ちいただいたものの香り(これは【香りB】とします)と、
微妙に違っているはずなのです。
さらに言えば、お客様の記憶に残っているのは、
その既製品が含んでいる成分の中の「気に入った部分」であり、
つまり、「記憶の中の香り」なのです。
厳密に考えると、お客様のご要望に対応するには、
【香りB】でもあり、
【香りA】でもあり、
何よりお客様の「記憶の中の香り」に近づけるられるとベスト
ーーとなるわけです。
私の方は、お客様の「記憶の中の香り」は推測するしかありませんから……、
ブレンド(調香)作業の途中で何回も、
「これで合っているでしょうか?」とお客様に香りを確認しながら、
ベストの状態に近づけて調香するのですね(汗)。
◎「創造性(クリエイティビィテイ)」を開花するアロマ香水
私の「アロマ香水ブレンド(調香)」の基本形としては、
何らかの「テーマ」をお客様に設定していただき、
これを10種類〜25種類の精油を組み合わせて創造するというのが、メインです。
例えば、
「ハートがリラックスして、優しい愛情を感じる香り」、
「エネルギーが湧いて、1歩前に踏み出す気持ちになる香り」、
ーーというようにです。
つまり、既製品の香りを「再現」するブレンド(調香)というのは、
こうした「テーマ」に基づいたブレンド(調香)と違った方法論になるわけです。
既製品の香りに「愛着」を感じて、
それが廃番になり・入手できないので、「再現したい」というお気持ちは、
私も理解できます。
そして、そこまで「香り」に関心を持っていただいたことにも、
感謝したいです。
とはいえ、
アートとしての「アロマ香水調香」という観点からみますと……、
既製品の香りを「再現」するブレンド(調香)というのは、
「テーマ」に基づいたブレンド(調香)よりも、
残念ですが「創造性(クリエイティビィテイ)」が少ないとも言えるのですね〜。
「記憶の中の香り」を再現するのを超えて、
そこに新しい要素を加えて、
まったく未知の香りの世界を創造できるかもしれない。
できればそうした、
「創造性(クリエイティビィテイ)」を開花するアロマ香水がありえるーー
ということにも気づいていただけましたら、
素晴らしいですね〜。
あなたの「好きな香り」を中心に大切にしながら、
プラス様々な香りも調合して、
「世界で1本だけのアロマ香水」をブレンド(調香)して作れます。
あなたのご覧になる目の前で、
アロマテラピーの精油(エッセンシャル・オイル)をブレンド(調香)して、
100%自然な材料で、オーダーメイドでアロマ香水を作れます。
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