15歳の春、「ウツ」の自分と対話する

▶「ウツ体験」「15歳」「人生の目標」「テーマ」「変容」「成長」


私は高校入学した15歳の春休み、最初の「ウツ体験」をした……。


これまでの自分の人生を振返ると……
(私にとっては)大きな出来事がいくつもあるのですが、
なかでも重要なのは、この15歳の頃の体験でしょう。


高校2年の中頃まで1年半、クラスメートとほとんど全く会話できなかった。
「灰色の砂漠」
――という比喩がピッタリの私の高校生活。
高校生というなら、恋をするとか、サッカーをするとか、
愉しいこともありそうですが、
これがサッパリ全く無い。
(トホホホ)。


毎日のように授業をサボッっては、
図書室にこもって本を読んでいたり、
自転車で近くの丘陵に行ってしまったり……。
(どうして高校を卒業できたのか
ーーフシギなくらいです。)


それで、「15歳の自分が何を感じていたか??」
――私なりに、感じようとしてみました。


すると……


「自分で『目標』を見つけたいんだよ」

「自力で『人生の目標やテーマ』を、見つけたいんだよ」
と、呟いている気がします。


高校受験にあたって中学生の私は、
父の希望する進学校をあえて拒否して、
地元の高校を受験した。


父や親の期待を「あえて拒否して、反する行動をする」
というパターンが私の過去には沢山あったのですが、
ここにもあるようです。
親の「価値観」に逆行・反抗するばかりの、
長〜い反抗期です〜(笑)。

親の意図する方向ではなくて、生きたい。
けれど自力ではその方向・目標・テーマもわからない。
相談できる大人も、周囲に1人もいない。


これでは、15歳の私が「ウツ状態」になるのも当然かもしれない。

もしもそこに、「現在の自分」がいて、
「15歳の自分」に話しかけるとしたら……、
こんな風に言うでしょう。


「10代から20代の間に『どうやって生きよう』と悩むのは、
まったく自然な現象です。


人類の歴史を振り返れば……
『生き方』とか『私とは何か』という『問い』が、
沢山の哲学やアートや文化を産み出した、
まさに根源としてあるんだね。


3000年も5000年も前から、
あなたと同じように悩んで生きた、無数の人達がいます。


今ここで必要なのは、
あなたが『自分の人生を生きるテーマ』を自力で発見するための、''''
『練習』をすることーーじゃないだろうか。


失敗したら、修正すればいい。
失敗への「おそれ・不安」よりも、トライする「勇気」を。


『自分のテーマ』を発見して、それを行動し、
トライ・アンド・エラーして学ぶこと。
こうしてチョットずつ、『自分の人生』を、
たしかに作って行けるのを『練習』すること、だろう?」

そんな風に助言してくれる大人が、
「15歳の自分」の横にいてくれれば、ヨカッタのに〜〜と、
私は本気でおもいます。
(ハ〜〜、ため息)。

ともあれこんな風に、
私は変化してきました。
15歳のその後、
私は長い長い「人生の旅」をして……


こうして「自分の人生を生きる」
「自分の人生を変える」
「変容と成長」というテーマについてお伝えする場所に、
たどり着いたようです。


“アンフォールド”の「核心のテーマ」とは、
皆さんが「自分の人生を生きる」「自分の人生を変える」
――これをサポート・応援することなのです。


後から来る世代のために、
彼らの持つポテンシャル・可能性を展開する
環境を作る責任が、大人にはあるでしょう!


「自分の人生を生きる」「自分の人生を変える」ことを求めている方は、
これをじっくり練習できる機会を、
大人達は、彼らを大らかにバックアップする環境を、
作っていけたら……と、私は思うのです。

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