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私達のコミュニケーションがシフトし、世界がシフトするのです

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↑Youtubeでラズロ博士が語る「ワールドシフトとは何か」

夜明け前の闇の中、ひと気の無い荒野に、
映画の映写機が1台、カラカラと音を立てながら、
一筋の光を虚空に投影(プロジェクト)している。


その先に何があらわれるのかは、わからないけれど……
この「光」の射す先に行けば良いと、
確かに伝わって来る。

4/24・25「ワールドシフトフォーラム」というイベントが催され、
私は自宅のMacBookから、USTREAMという新しい動画配信メディアで、
仕事を続けながら、2日間見続けていました。
とても色々な提案と、インスピレーションを感じさせるイベントで、
それは「闇の中に光を放つ映写機」のように感じられたのです。

今回は、この「ワールドシフトフォーラム」からの気づきを、お伝えさせて下さい。

「ワールドシフト」ーーそれは2009年9月、
アーヴィン・ラズロ博士やゴルバチョフ元大統領などが、
持続可能で平和な社会に向けて緊急提言を行ったことからスタートした、
世界的なスケールのムーブメントです。

フォーラムは、野中ともよさんと田坂広志さんの貴重講演から始まり、
30人を越える方々の「世界をシフトする」提言が、
1ワク18分のプレゼンテーションで行われました。

映画「地球交響曲」の龍村仁監督、ドクター中松、
さらにはダライ・ラマの実妹であり「チベットの母」と呼ばれるジェツン・ペマさんまで、
とても多様性にあふれたプレゼンテーションでしたが、
私には冒頭で流れた、アーヴィン・ラズロ博士のコンセプトが、
どうも、このイベントの中核らしい……と感じられました。

ピアニストでもあり哲学者でもあるアーヴィン・ラズロ博士は、
量子力学を基盤にして地球全体、宇宙全体の視点から
「ワールドシフト」をおだやかな口調で語っています。

その広大なコンセプトを私なりに解釈しますとーー
人間の脳とは量子レベルで考えれば、振動の集合体である。
自分の脳をある振動状態=周波数に保つ時、
他者や外部と「共振」が起こりやすくなるかもしれない。

同じ振動数の音叉が離れていても響き合うように、
ある振動状態になると、言葉=論理を越えて、
他者や外部との共振や共感、つながりが、
自然発生的に起こりやすくなる
ーーということではないでしょうか。

だとすれば、「何を語るか?」という論理性以上に、
「どのように語れるか?」という自分の意識状態(ステート)・振動状態が、
他者や外部とつながるために大切となってきます。

「ワールドシフト」とは本質的に、コミュニケーションのシフトであるだろう☆☆☆
行動のシフトでもあり、
世界状況のシフトでもあり、
自分の意識のシフトでもあり、
そして人間のコミュニケーションのあり方のシフトでもある。

コミュニケーションでは、誤解や行き違い、
行き止まりや、葛藤や紛争も起こりやすいものですが……
その先に、
「そうか〜〜、こういうことなんだね」という、
共感やつながりの、「光」が射していると、
私も気づかされたのです。

●参考:WorldShift NetWork JapanのHP http://www.worldshift.jp/

( )

☆☆☆

「香りと心の旅からの便り」前号では「量子脳」について書きましたが……
今回はさらに、アーヴィン・ラズロ博士とワールドシフトについて、
不思議な展開で、書くことになりました(苦笑)。


こうして ”アンフォールド”では、
ホリスティックなアロマから、コミュニケーションのシフトまで、
提案・ご紹介して行きたいものです。



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