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無意識のはからい、プロセス、タオを信頼する2012年新年号
2012新年明けまして、おめでとうございます!!!
この年末・年始はいかがおすごしですか?
私としては、「キュッ」と身がひきしまる想いで、
この新年を迎えています。
こうしている今も、
底冷えする仮設住宅で暮らしている方々がいますし、
ECの経済危機は先行きが見えにくい状況ですからね。
そんな中でも、
ひとの心に関わる面で、あらためて基本的で大切な原則について、
1年の初めにお伝えしたいと思うのです。
無意識のはからい、プロセス、タオを信頼する
カウンセリングでもコーチングでも、
個人セッションでもグループ・ワークでも関わることですが……
そこにいる人の「無意識のはからいを信頼する」のが、結果的に大きく関わっていると、
私はこの頃痛感しています。
アタマ(自意識/自我)で考えるよりもはるかに深い所で、
無意識(あるいは潜在意識)ではたらいている「何か」、
私達の意図を越えた、「はからい」としか言いようのない「何か」をーー
無前提に、根っから信頼できるかどうか??
例えば、個人セッションとしてお客様(クライアント)と対話する時を、考えてみましょう。
セッションの「入口」として、
何かしらの「テーマ(あるいは主訴)」を決めてワークを始めるでしょう。
例えば、3つの「入口」があるとしますーー
・入口A=パートナーとのコミュニケーションがうまく行かない
・入口B=夜、眠りにくい
・入口C=自分の人生のこれからの先行き、どうしたらいいか? わからない
こうした時、ワークの基本として、どんな入口から始めたとしても……
私のこれまでの経験やデータでは、
実は全ての「テーマ」はつながっていて、
やがて、より深い本質的な課題と向かい合うことになります。
ですが「無意識のはからい」への信頼が弱いと、
ワークが本質的な課題とつながりにくく、バラバラに拡散してしまいます。
セラピスト、コーチ、施術者の側が、
「無意識のはからい」を無前提に・おおらかに信頼していると、
個人セッションでもグループ・ワークでも癒しや気づきが生まれやすい。
とくに悩んでいる方々は、自分の無意識への信頼が薄くなっている状態なのですから、
セラピスト、コーチ、施術者の側がしっかりとこれを信頼した上で、
クライアントさんを受けとめる必要はあるでしょう。
そして、「無意識のはからい」は、時間的な過程(プロセス)を経て現れる場合もあり、
あるいはタオイズムでいう「道 TAO」のように、
合理性・論理性を越えた所で現れるものでも、あるようです。
私達の人生では、喪失、別離、病い、老い、そして死……
様々な出来事が起こり得ます。
そんな中で、「無意識のはからい、プロセス、タオを信頼」出来ていると、
大きな視野でみて、前向きな対応で生きやすくなるでしょう!
2012年初頭ですから、こんな風にも感じました。
いかがでしょうか??
よかったらあなたのご感想も、遠慮なくおしらせ下さいね。
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