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混迷の時代に「あなたが生きるための羅針盤」を作る3つのステップ

年の初めから、私たちの心をザワめかせる事件が、
世界のアチコチで起こっているようです!

激しく混迷する、先の見えないこの頃……だからこそ、
「自分を深く知る」ことが、これからの時代のキーワードとなるのでは?
ーーと、この2015年1月、私は感じています。

ご存知のように……、
パリでは風刺週刊誌の本社が襲撃されて12名が殺害され、
イスラム国(IS)には、行方不明になっていた日本人2名が命と引き換えに、身代金を要求される事件が起こっています。

ひとつの思考実験として、
イスラム国を形作っている人達や、そこに集まる義勇兵の視点になってみよう。

おそらく……彼らだって、

「自分達は絶対に正しい」と考えているに、違いないでしょうね。
彼らとしての「正しさ」も、どこかに在るかもしれないわけです。
とはいえ、そんな「正しい」という確信が、
こんな悲劇(と私にはおもえる)出来事を生み出している。

そしてこれは、キリスト教でも仏教でもイスラム教でも様々な宗教の間で、
繰り返されてきた葛藤ですね。
例えばですが……、上座部仏教と大乗仏教のあいだの違いもあるようですし、
自力による自己救済と、他力に「すがる」救済の違いも、
あるようです。

こんな風に、倫理的、宗教的、政治的に「正しい」と考えることは、
広い目でみれば相対的な「正しさ」なのですね。
冷静に、論理的に考えると「正しさ」というのは、
そのご本人の立場にとっての「正しさ」ということでしか、ありえない。

そんな自我中心の「正しさ」が無数に渦巻いているこの時代……、
「さて、自分はどう生きたらよいのか?」
「この時代を自分はどう生きて行ったら?」という「軸」を、
見失いそうな感覚もあるのではないでしょうか?


つまり、自分が生きる方向を指し示す「羅針盤 コンパス」を、私達はどうすればキープできるでしょうか?

この時代を生きるための「羅針盤 コンパス」を作る3つのステップとして

そんな時、私=立野としては、
「いつもの自分」からいったん外側に出て、「冷静な第3者の視点」から自分自身を見直すーーのを、
まず【最初のステップ1】としてお薦めしたいのです。


「いつもの自分」からいったん離れて……、
実際に離れた場所から、自分の背中を「別の存在」として眺めてみたら、
どんな風に見えるでしょうか??


自分の「良い部分」も「そうでない部分」も、
冷静に第3者視点から眺めてみたら、どう見えるでしょうか?

おそらく……

「いつもの自分」の、「既に出来ている部分」もあるでしょう。
そんな「100%とは言えなくても……出来ている部分」も、
自分に認めてあげましょう。

そして、あるがままのあなた=「現在の自分」が、
周囲の状況の中でどんな存在として生きているかを
ーーおちついてもう1度見直してみよう。

【ステップ2】そこから、どんな未来に向かいたいですか?
「現在の自分」から「未来の自分」に、どんな矢印=ベクトルが延びて行ったら、良いでしょうか?

この時ひとつ参考に出来るのは、
あなたの「尊敬している人物=ロールモデル」です。
あなたが「尊敬している人物」、
親でも、実際に会った人でも、歴史上の人物でも、良いのです。
心から尊敬している人物を、1人、2人、3人……と、思い出してみませんか!

そんなあなたの「尊敬している人物」が、あなたの周りにいるとしたら、
応援のアドバイスを言うとしたら……、なんと言うでしょう?
これも想像してみて下さい。

【ステップ3】そんな風に「尊敬している人物」のアドバイスも受け入れながら、
外側から冷静に「いつもの自分」を眺めながら、
「この人(=自分)が、どんな方向に向かったら最も素敵だろう?」と、想像してみましょう。

あなたの「尊敬している人物」達がチームを作って、あなたを応援しているとしたら?
……なんだか楽しい気分になってきませんか。

混迷の時代としても、あなたや私達に「できること」はあります。
「進むべき未来の方向」は、きっとある。
自分の内面に、「羅針盤 コンパス」を作り・キープできます。
こうした「羅針盤」作りがつまり、コーチングという方法なのです。

そして今年の時代と響き合う重要キーワードの一つとして「自分を深く知る」方法を、
私としては探求して、皆さんにこれからご紹介して行きたい、と考えています。
いかがでしょうか?

→→次号に続く



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