アロマとナチュラル・インセンスのコラボ、こんな風に作ります

ナチュラル・インセンス(自然香/薫香)」とアロマのワークのコラボを、
今週の土曜7/18に行います。
今回のメルマガ「香りと心の旅からの便り」では、
このコラボで私がどんな「ワーク」の準備しているか??ーー
その準備の「内幕!」をここでご紹介したいと、思います。

「ナチュラル・インセンス」のアプローチと、
私のエッセンシャル・オイル(精油)をもちいたグループ・ワークのアプローチ、
どちらも植物の香りを手がかりに自分の内面を感じることですが、
それぞれに違いもあり、持ち味もあります。
お互いに活かし合う「相乗効果」が生まれるように、
精油のグループ・ワークの方も出来ればと、考えています。

「ナチュラル・インセンス」のアプローチと、
私の精油のグループ・ワークのアプローチの相違から、まずあげると……

  • 第1に、精油の場合はブレンドを、手軽にその場で試みることができます。

精油を希釈したムエット(試香紙)を、2種類、3種類同時にお配りして、
人それぞれの好みのスタイルで、「ブレンドされた香り」を体験できます。


例えば、「ジャスミン・サンバック abs.を点けたムエット」と
オレンジ・スイートを点けたムエット」をお配りしたとすると……
Aさんは2本のムエットを片手で一緒に持って、かいでみる。
Bさんは「オレンジ・スイート」を右手で手前に、
ジャスミン・サンバック abs.」を左手で遠目に持った、とします。

すると……
Aさんは、「ジャスミン・サンバック abs.」をより濃い目に感じるでしょうし、
Bさんは、「ジャスミン・サンバック abs.」を比較的弱目に・穏やかにブレンドされた香りを味わえます。


こんな風に2種類、3種類とブレンドすることで、
複雑な「香りワールド」を作れますし、
その方の「好み」に合わせて、ムエットの持ち方だけで簡単に調整できるわけです。

  • 第2に、身体を動かしながら、精油の香りを体験することも出来ます。

精油の香りをかいでいると……自然に身体が動かしたくなる時が、あります。
そんな時私は、「動きながら、香りを感じてみて下さい」
「『動き』を少しだけ大きくすると、わかりやすくなりますよ」
と、ガイドします。


緊張が緩むと……
「身体にひそんでいる動き」「動きたがっている何か?」が、
浮上してくるのです。
ただその「動き」にゆだねて動くだけで、気分がスッキリするでしょう。
(1種の自発動功ですね。)

  • 第3に、私のアロマのグループ・ワークの場合、
    言葉だけにこだわらずに、シェアリング(わかちあい)したいと考えています。

言葉にならない、一瞬の表情、声のトーン、身体の姿勢、雰囲気等にも、
その方のいろいろな意識が、微妙に表現されていたりします。
ですから、できる限り言葉以外の「何か」もキャッチして、
皆さんとのグループ・ワークを作っている次第です。


「良い/悪い」を判断しなくても、いいのですよ。
意識しないで表れてきた「何か」、
その「場/空間」に表れている「すべて」は、
意味があって存在していることでしょう。

  • 第4に、「アノイント」も、よかったら出来ます。
    「アノイント(聖別)」とは、香りを少量、直接点けて、
    その方を「聖なる存在」として承認すること。
    古代では、優れた僧侶や王、貴族、賢人等におこなわれた儀式といわれます。


    実際には、精油をホオバ油で希釈したものをホンの1、2滴、手首に点けます。
    精油は自分の身体に点けると、いっそう良い香りに感じられ、
    香りに「親しみ」が湧いてきます。
    自分の身体や、自分の存在に、
    なにか「自信」も、感じていただけることでしょう。

ナチュラル・インセンス(自然香)とコラボする意義

アロマのワークとナチュラル・インセンスがコラボすることで、
植物の世界の「途方も無い広大さ」に触れていただけるでしょう!


ナチュラル・インセンス(自然香)は精油に比べて、さらにさらに繊細・微妙です。
火を点けた炭の上に植物を乗せると、
植物に含まれている成分が温められて揮発し、
香りや煙として感じられます。
この炭の微妙な温度差で、香りがたしかに変化するのです。


また同じ種類の植物でも、産地によって香りが変わっているのも、わかります。
例えば、ケニア産のミルラ(没薬)とイエメン産のミルラ(没薬)で、
香りが違うのが、初めての方でもきっと感じられるでしょう。


そしてマスティック、イリス、アシルベント、ドラゴンズ・ブラッド、グガル、コパル等々……
精油ではほとんどみられない植物にも、沢山触れることができます。

世界各地の古代文明からこうして植物の香りが、
祈りや瞑想、修行など意識を深めるために、使われてきました。
「植物の世界の広大さ」に、「香り」と「実物そのもの」を通して触れられるのが、
ナチュラル・インセンスとコラボする意義、と言えるでしょう。

アンフォールド・ネットショップでも、ナチュラル・インセンス(自然香、薫香)を販売します!

エッセンシャル・オイル(精油)の蒸溜・抽出技術が生まれる遥か以前……
1万数千年前の原始時代や、古代文明の頃から人間は、
植物の枝葉や種・樹脂などをそのまま温めて、
「香り」や立ち昇る「煙」を身体や心の癒しに用いてきました。


こうした「薫香」あるいは「自然香」「ナチュラル・インセンス」と呼ばれる、植物の香りの愉しみ方もあります。


植物の香りを「そのまま」感じるこのアプローチは、
市販の香水やエッセンシャル・オイルよりも、さらに繊細で微妙な香りを体験できます。


例えば……フランキンセンス(乳香)の樹脂を、火を点けた炭(チャコール)の上におくと、
「ジュワ〜」と溶け出し、小さな煙とスッキりとして神聖さを感じさせる香りが立ち始めます。

この炭の温度が低目の時には、さらに繊細な香りを感じさせ、
高目の時には、焦げたような荒い香りとなります。

世界中から貴重な植物を輸入して紹介している「オルタード・ディメンション」さんのご協力で、アンフォールドでも販売できるようになりました。


>>詳しい内容/商品リストはこちら

>>ナチュラル・インセンスの愉しみ方


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