「希望」をココロに灯す香り 2009年2月下弦の月号
「希望」をココロに育てることが、
今の時代は必要かもしれないです……。
「希望」の灯りを、自分の内に燃やし続けること。
例えば私は今、
「ファー」という精油の香りをかぎながら、
この原稿を書いています。
とても清々しい、深い森を感じさせる香り。
クリスマスに飾られる、モミの木が、
この「ファー」の香りです。
森の中で深呼吸するみたいに、
新鮮な空気が肺に充たされます。
そして、自分の内側から「ググーッ」と、
強力にエネルギーが引き上げられるのをーー感じます。
秋から冬にかけて気分が沈みがちになる、
「季節性うつ」というのも、
いろいろな方にみられる状態ですが……
こうして「モミの木=ファー」の香りは、
人の内側から、強力にパワーを引き出してくれます。
「何かを行動しよう」
「まずは、動き出してみよう」
ーーそんなパワーが湧いてくるのです。
私は冬になると、「ファー」の香りを聴くことを、
とても愉しみにしています。
「地球全体からの恵み」を受けているようで、
身近におもえる「モミの木」が持っている、植物の奥深い不思議をーー
感じられるからです。
ひとは周囲の世界に対して、
「わかっている」
「決まりきっている」と、
感じる時もあるかもしれません。
そんな時は「希望」も、
ひとから遠くなってしまう……。
「まだ知らない、未知の世界」に、自分をオープンにする時、
あなたの内に「希望」が灯り始めるでしょう。
「未知の何か?」に、ココロのドアを少し開く時、
「希望」も生まれ、輝き始めます。
身近な樹木や、手の平ほどに小さな植物が、
実はパワーや「希望」を与えてくれるーー
これが「植物とアロマの世界」なのですね。
あなたのすぐ足下に、身近な所に、
「未知の世界」が待っているかもしれない……。
そんな植物や大地と交感するアロマの世界に、
触れてみるのはいかがでしょう?!
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